福岡旅行するなら必見!食べておきたい名物グルメ7選

鯖郎の「まるごと一本堪能セット」

この記事では、旅行や出張で福岡に来る人向けに福岡(特に福岡市内)で食べるべきグルメを紹介します。

私は福岡に移住してからトータル20年ほどになりますが、住み始めた当初の学生時代は「ラーメン」「もつ鍋」「辛子明太子」くらいしか認識していなかったのが事実。

福岡のことをあまり知らない方は、同じような認識の方も多いのでは。


福岡で食べるべきグルメとおすすめの店を、福岡市民の目線でご案内します!

① ラーメン

「福岡名物」と聞いて、もっとも多くの人が思い浮かべるのが豚骨ラーメンでしょう。

最近では豚骨以外のラーメン店もかなり増えましたが、それでも他の地域に比べれば豚骨ラーメン店の密度・数は圧倒的といっていい。

福間ラーメンろくでなし 吉塚店

福間ラーメンろくでなし 吉塚店にて


なぜか全国展開している一蘭にも人が並んでいるのをよく見るんですが、せっかくなら福岡にしかないラーメン店に行くのがおすすめ。

博多元気一杯のラーメン

博多元気一杯!!のラーメン

福岡の知り合いがいるなら「おすすめのラーメン店ない?」と聞くと喜んで教えてくれるはず。


私がおすすめするラーメン店は以下の記事にまとめているので、参考にどうぞ。

福岡市(博多)でしか食べられないおすすめラーメン店9選 福岡市(博多)でしか食べられないおすすめラーメン店9選【福岡市民がガチで選定】

② もつ鍋

おそらくラーメン、辛子明太子の次くらいに福岡グルメとしての知名度が高い、もつ鍋

「博多もつ将」のもつ鍋

「博多もつ将」のもつ鍋

東京あたりだとピンキリなもつ鍋ですが、福岡は総じて仕入れるもつのレベルが高い

もつ鍋の名店も数多くあり、しょうゆ・みそだけでなくポン酢で食べるタイプがあったり、締めもちゃんぽんや雑炊だけでなくリゾットや黒ごま入りのものもあったりと千差万別。


最近では1人でも食べられる店も増えてきており、一人旅や出張でももつ鍋が楽しめます。

楽天地のもつ鍋は1人でも楽しめる

楽天地のもつ鍋は1人でも楽しめる

私がおすすめするもつ鍋の店はこちら

③ 博多水炊き

知名度の高い「ラーメン」や「もつ鍋」あたりに比べると”知る人ぞ知る”といった感じの福岡グルメが、博多水炊き

「橙」の水炊きスープ

「橙」の水炊きスープ

鶏肉や野菜を一緒くたにして煮込む寄せ鍋タイプとは違い、まず鶏を煮込んだスープを味わい、次に鶏肉、つみれ……と順番に味わっていくのが博多水炊きの基本的なスタイル

博多水炊き


脂が多めで歳を重ねてくるとキツいラーメンやもつ鍋と違い、さっぱりとしていて高齢の方でも楽しみやすいのも水炊きの特徴。

私がおすすめする水炊きの店はこちら

④ うどん

全国的にはうどんと言えば香川(讃岐)かもしれませんが、福岡民にとってもうどんはソウルフードと言ってもいいほど大事な食べ物であり名物。

福岡はうどん発祥の地ともされており、コシの強い麺が特徴の讃岐うどんとはまた違った文化が根付いています。

大地のうどん


伝統的な博多うどんは、ゆで置きの柔らかい麺が特徴。まずはそういった店で楽しむのもいいでしょう。

みやけうどん

昔ながらの店「みやけうどん」の麺はやわやわ

最近では讃岐とのハイブリッドや、さまざまな個性をもつうどん店も増えています。

代表的な店が北九州発の「豊前裏打会(ぶぜんうらうちかい)」グループ(師匠を同じくするうどん店の集まり)で、福岡だと「大地のうどん」が特に有名。

福岡のうどん


最近ではタモリさんや博多華丸・大吉さんなどもテレビで福岡のうどんをアピールしたりしていて、だいぶ知名度が上がってきた感がありますね。

私がおすすめするうどん店はこちら
牧のうどんのうどん 博多(福岡)でしか食べられない本当に美味しいうどん店9選【福岡市民がガチで選んだ】

⑤ 焼き鳥

福岡では焼き鳥がよく食べられており、人口10万人あたりの焼き鳥店の数は全国一とのこと。


特に名物として有名なのが、1週間ほどかけて脂を落としたカリカリ鶏皮。店としては「かわ屋」「とりかわ酔恭」あたりが有名。

福岡のカリカリ鶏皮

私がおすすめの店は薬院にある「皮焼焼鳥サンバ」です。


福岡の焼き鳥屋に行ったら、どこであろうと豚バラは必食。

「サンバ」の豚バラ

「サンバ」の豚バラ

他県民からすると焼き鳥なのに豚?と思うかもしれませんが、福岡県民はそのおかしさ(?)に気付かないほど当たり前の存在。

もっと言えば、豚の内臓(ダルムなど)や牛サガリも多くの店にあります。


福岡に来たら、ぜひ独自な焼き鳥文化も楽しんでほしいところ。

⑥ 海鮮

海に面しており近隣に豊かな漁場も多い福岡は、海産物もおいしいところ。

代表的な料理が、生のサバにごま醤油を和えたゴマサバ

鯖郎の「まるごと一本堪能セット」

鯖郎の「まるごと一本堪能セット」


多くの店で新鮮な刺身が食べられますし、魚料理のバリエーションも豊富。

特に白身魚・青魚がよくとれる地域なので、ぜひ食べてみてほしい。イカの活き造りも(佐賀名物ではあるが福岡でも広まっている)。

※逆に、マグロやウニ・イクラなどは福岡近海ではあまり獲れないので、北海道などで食べる方がいいです。福岡まで来て食べる必要なし。

⑦ 辛子明太子

福岡の代表的な名物のひとつ、辛子明太子

おみやげとして買って帰るなら、私のおすすめは「稚加榮(ちかえ)」と「椒房庵(しょぼうあん)」。

福岡市民の私がおすすめする辛子明太子

福岡市民の私がおすすめする辛子明太子2選 福岡市民の私がおすすめする辛子明太子2選


お店で食べるなら、同じく稚加榮(中央区赤坂)と椒房庵(博多駅くうてん)をおすすめしたいところ。

私はあまり詳しくありませんが、明太子をパンの挟んだ明太フランスも有名らしい。


他に有名どころでは「博多めんたい重」もありますが、かなり観光客向けに振っている感じなので個人的におすすめ度は正直それほど高くありません。
(普通においしいが並びすぎ)

グルメな街・福岡を楽しんでほしい。それだけです

私を含むほとんどの福岡住民の思いとしては「福岡の食を楽しんで、満足して帰ってほしい」。それだけです。

可能な限り返答するので、なにか質問などあればコメントください!

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