知る人ぞ知る姪の浜の中華料理店が「チャイナキッチン麻婆」。
かの有名な、日本における四川料理の父と呼ばれる陳建民氏・その息子である陳建一氏に長らく師事し、四川飯店を支えていた中心的な方がこちらのチャイナキッチン麻婆の店主さんとのこと。
その名の通り絶品麻婆豆腐が食べられるほか、そんじょそこらの店とは一線を画す上品で味も格別な中華料理がリーズナブルにいただけます。
営業時間が短めではありますが、その時間をしっかり狙ってでも訪れたい名店です。
「チャイナキッチン麻婆」四川飯店出身の店主が開いた中華料理店
「チャイナキッチン麻婆」があるのは、姪浜駅の北側。明治通りを少し入ったところ。
駐車場はないので、隣のコインパーキングを利用するといいでしょう。
3件ほど先に駐輪場があります。
中華料理店ということで町中華のような雰囲気を想像していったのですが、全然違う。
とても落ち着いた雰囲気で清潔感があり、女性客も入りやすい。
（実際に女性の一人客も来店されていました）
ランチタイムのみ選べるハーフセットは1,100円。
A：中華丼と担々麺、B：エビチャーハンとサンラータンメン、C：マーボー丼と五目そば、の3種類から選べます。
昼夜問わず注文可能な麻婆豆腐セットは1,400円。
麻婆豆腐とご飯のほかに水餃子やスープ、杏仁豆腐、漬物がつきます。
メイン料理は+150円で変更可能。
※価格はいずれも2024年3月の訪問当時
私はやはり麻婆豆腐を食べたかったので、ハーフのCセットを注文しました。
ていねいに作られた絶品麻婆豆腐と本格中華がおいしい
こちらがマーボー丼と五目そばのCセット（1,100円）。
食欲をそそる麻婆豆腐の色、その横には落ち着き払ったような五目タンメン。
四川飯店で陳親子から薫陶を受けたという麻婆豆腐。
一口食べただけで確信しました。これは私史上トップクラス（もしかしたらNo.1かも）の麻婆豆腐だと。
辛さ（辣）としびれ（麻）のバランスが絶妙で、味わいもしっかりしているのでご飯ともバッチリ合う。
味・辛さ・しびれのバランスが大事だと個人的に思っているんですが、これほどハイレベルでバランスの取れた麻婆豆腐ははじめて食べたかもしれない。
五目そばはかなりあっさりめなのですが、なぜか”薄い”感じはせずついついごくごくとスープを飲んでしまう。
存在感の強い麻婆豆腐とのバランスもよく、おいしくいただけました。
中華、麻婆豆腐好きなら訪れるべき名店
姪の浜に引っ越してきたばかりなのですが、こんなに早く贔屓にしたい店に出会えるとは思ってもいませんでした。
姪の浜近くの方はもちろん、麻婆豆腐好き、中華料理好きなら遠くからでも訪れる価値のある名店です。
次は担々麺を食べてみたい！
【追記】担々麺も食べてきました
後日、どうしても担々麺を食べてみたくなって再来店。
注文したのは担々麺と中華丼のセット（1,100円）。
担々麺は、透き通った醤油系スープにゴマペーストと辛味のあるオイルが入ったタイプ。
見た目よりもかなりあっさりめの味ですが、あとからゴマの味わいと辛さが追いかけてきます。
中華丼というと「あんかけ」イメージが強いですが、ここの中華丼は”あん”よりも具材が主役という感じ。
野菜のシャキシャキとした食感を楽しみながら食べられます。
こちらも間違いなくおいしいですが、個人的にはやっぱり麻婆豆腐が一番好みですね。
他の中華料理メニューも気になるので、徐々に制覇していこうと思います！
「チャイナキッチン麻婆」店舗詳細
【住所と地図】
〒819-0002
福岡県福岡市西区姪の浜6丁目12−30
【営業時間】
11:00〜14:30（L.O.14:00）
17:00〜20:00（L.O.20:30）
【定休日】
日曜・祝祭日
※2024年3月時点の情報です。最新情報は店舗にてご確認ください
