福岡の泡系豚骨ラーメンを語るうえで欠かせない「博多一双」が、ついに新しいフィールド“つけ麺”に参戦。
新しいつけ麺ブランド「博多一双 雙(たぐい)」がオープンしたのは、2025年4月に開業したばかりの大型商業ビル「ONE FUKUOKA BLDG(通称ワンビル)」の地下1階。
一双らしい豚骨スープに魚介のダシを重ねたという、仕上げにトレードマークの“泡”をまとわせた二層仕立ての一杯は、いったいどんな驚きを運んでくれるのか。
プレオープンしたばかりの店に足を運び、外観から味までチェックしてきました!
博多一双 雙の外観・店内の雰囲気
ワンビル地下1階・天神のれん街にある他の店舗と同様、「博多一双 雙(たぐい)」壁がないオープンな店。
私が訪れたのはプレオープンの4月22日でしたが、さすが人気店・一双が手がける新店とあって平日昼にもかかわらず満席。
卓上には「博多一双 雙のこだわり」が。
泡立つ豚骨と煮干し・鰹節を使った魚介スープが一体となった「泡と濃厚の二層仕立て」がコンセプトらしい。
麺にもこだわっているとのこと。
味変アイテムはニンニクとクラッシャー、自家製辛子高菜、粗挽きペッパーミル。
博多一双 雙のメニュー
博多一双 雙のメインメニューは、何といっても「つけ麺」。並盛200gで1,200円とそれなりのお値段。
他にラーメン1,000円、辛つけ麺1,350円、まかない丼が400円など。
席からでも締めの「追いめし」(150 円)や「追いダシ」(無料)が追加注文できます。
博多一双 雙のつけ麺実食レビュー
麺もスープも同じような色をした、博多一双 雙のつけ麺。
つけ麺のために特別に開発したという中太平打ち麺。高級感があります。
魚介ダシをブレンドしたためか、博多一双のものよりもやや濃い色のスープ。一双系列らしく泡立ちあり。
スープを飲んでみると、確かに豚骨と魚介をブレンドした味わいがあります。なかなかにうまい。
次に、麺をつけて食べてみる。
うーん……それなりにうまいんですが、この立派な麺にからめるスープとしてはちょっとパンチが足りない気がする。
「泡と濃厚の二層仕立て」という名前のわりにはインパクトが弱めかもしれません。
チャーシューは小さなサイコロ状のものが6個ほど。
肉を食べたければ「特製」を注文してくれということなんでしょうが、1,200円のつけ麺に入っているものとしてはちょっと寂しいかな。
メンマは太くてとっても立派、食べ応えあり。
辛子高菜での味変ができるのは嬉しい。入れすぎ注意。
スープがそれほど熱くなく麺は冷たい水で締めてあるので、スープがすぐぬるくなってしまうのが少し気になりました。
つけ麺の難しいところですね。。。
締めは「追い飯」と「追い出汁」で
せっかく来たので、追い飯(150円)を追加注文してみました。
ご飯だけでなくネギ、そぼろ状の肉がついてくるのが良い。
太めの麺に対してはやや力不足だったスープですが、ご飯だと一粒一粒にスープが絡むので味の具合がちょうどいい。
個人的にはつけ麺よりもおいしく感じるかも。
追い出汁はちゃんと「ダシ」なので、スープ割りにしても薄すぎることなく完飲できます。お茶漬け的な食べ方もあり。
それなりにおいしいですが、「博多一双のラーメン」レベルを期待していくと肩透かしを食らうかなというのが正直なところ。
私の訪問時はまだプレオープン中だったので、これから味やオペレーションなどブラッシュアップされていくことを期待してます!
博多一双 雙への行き方・アクセス
博多一双 雙(たぐい)があるのは、「天神ビッグバン」の一環で2025年4月に開業したばかりのONE FUKUOKA BLDG(ワンビル)地下1階。
ワンビルがあるのは福ビル・天神コア・天神ビブレの跡地なので、福岡市民なら場所の想像がつくでしょう。
地下鉄天神駅からだと、東3b出口を出てからすぐ。11番出口を出て横断歩道をわたってもOK。
博多一双 雙の基本情報
店名
博多一双 雙(たぐい)
電話番号
092-401-8567
住所
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目11-1 ONE FUKUOKA BLDG B1F
地図
営業時間
11:00〜23:00
店休日
ONE FUKUOKA BLDGに準ずる
公式Webサイト
博多一双 雙 | ONE FUKUOKA BLDG.|ワン・フクオカ・ビルディング (略称:ワンビル)
博多一双 公式(@hakata_issou_official) • Instagram写真と動画