福岡市営地下鉄の利用者数が多い駅ランキングTOP10

福岡市営地下鉄

福岡市民の暮らしを支える、福岡市営地下鉄

西鉄バスや東京の地下鉄に比べれば網羅している範囲は広くないですが、七隈線もできてさらに便利に。

地域住民にとってはなくてはならない交通機関です。


この記事では、福岡市の報告書(2023年)をもとに利用者数(乗降客数)の多い地下鉄駅をランキング形式で紹介

1位は博多それとも天神?最寄り駅は10位以内に入っているのか?チェックしてみてください!

第10位 藤崎 782万2千人/年

福岡市営地下鉄駅のなかで乗降客数が10番目に多いのは、西新のとなりの藤崎駅(年間乗降客数:782万2千人)。

高取や百道などといった住環境がよく人気の街の最寄り駅であり、西新へも徒歩で買い物や食事に行ける。


駅周りがほどよく都会で住みやすいことが人気の理由のひとつでしょう。

第9位 唐人町 859万9千人/年

第9位は、唐人町(年間乗降客数:859万9千人)。

天神と西新という繁華街にはさまれた立地ではあるものの、唐人町商店街などほどよく栄えているエリア。


かなり距離はあるものの、一応福岡ドーム(2025年現在はみずほPayPayドーム)やマークイズの最寄り駅であることも乗降客数を押し上げている要因かもしれません。

福岡PayPayドーム

第8位 赤坂 1190万1千人/年

第8位は、赤坂(年間乗降客数:1190万1千人)。

天神の隣駅で、あまり多く人が乗り降りしている印象はありませんが(元住民の感想)、それでも第8位にランクイン。


大名の西側に行きたいときは天神より赤坂のほうが近いですし、赤坂〜警固エリアには人気の飲食店も数多い。もちろん住民もたくさんいる。

個人的にもかなり利用回数の多い駅です。

第7位 中洲川端 1322万7千人/年

第7位は、中洲川端駅(年間乗降客数:1322万1千人 ※乗り換えを含まず)。

九州最大の夜の街・中洲、博多座や福岡アジア美術館、川端通商店街など近くには人が集まるところが多数。

中洲


福岡市内に住んでいて、中洲川端駅を利用したことがない人はほぼいないでしょう。

第6位 天神南 1360万2千人/年

第6位は、七隈線から唯一ランクインした天神南駅(年間乗降客数:1360万2千人)。

言わずと知れた天神エリアの南にあるこの駅は、飲食店ひしめく今泉〜春吉あたりの最寄り駅。

天神南

もちろん、数々の天神にあるショッピング施設にも近い。


七隈線利用者の目的地はほぼ天神南駅でしょうから、これだけ乗降客数が多いのも納得。

第5位 姪浜 1430万9千人/年

第5位には、私の住む姪浜(年間乗降客数:1430万9千人)がランクイン。

確かに降りる人はそれなりに多いですが、ここまで高い順位はちょっと意外ですね。。。

姪浜駅


繁華街から適度な距離がありつつ、買い物ができる場所や大型ショッピング施設もあり、住みやすい街としても知られる姪浜。

特に子どものいるファミリー層を多く見かける気がします。

第4位 西新 1583万1千人/年

天神、博多に次いで賑わう街・西新(年間乗降客数:1583万1千人)が第3位。

修猷館高校や西南学院大学をはじめとした学校が多く、文教地区として名高い西新エリア。

西新中央商店街やプラリバ、数多くの飲食店も軒を連ねており、周囲には住宅街やマンションも多数あります。


西新の周辺は、もしかしたら福岡市内でもっとも住みたい人が多い場所かもしれませんね。

第3位 福岡空港 1992万2千人/年

第3位は、九州の空の玄関口・福岡空港(年間乗降客数:1992万2千人)。

福岡市民や九州民だけでなく、日本全国・世界各国からやってくる観光客のほとんどが利用する駅。乗降客数も多くなって当然。

福岡空港


福岡空港のリニューアルにより「ラーメン滑走路」など飲食店、展望デッキなども充実してきているので、もしかすると航空便の利用者以外のお客さんも増えてきているのかもしれません。

第2位 天神 4729万5千人/年

第2位は、福岡一の繁華街・天神(年間乗降客数:4729万5千人)。

3位の福岡空港とはダブルスコア以上の大差をつけ、1位とは僅差です。

福岡パルコ


デパートなど大型のショッピング施設、小さなショップや飲食店だけでなく、市役所や各企業のオフィスなども集中。

福岡中の人・モノ・お金が集まる場所です。

2025年現在は「天神ビッグバン」の真っ只中。天神がどう変わっていくのか楽しみです。

第1位 博多 5113万8千人/年

第1位は、九州の玄関口である博多駅(年間乗降客数:5113万8千人)。

博多駅

福岡、九州全域、日本全国から人が集まる、交通の要衝がこの博多駅。

電車・新幹線を使って遠出するならまず博多駅を通らないことはないでしょう。

2024年9月の博多駅の様子。15年ほど前とはかなり違う


交通だけでなく、ショッピングや飲食もどんどん充実してきている博多駅エリア。

アミュプラザ博多、博多阪急、KITTE博多、博多バスターミナルといった併設のビルには多くのショップやレストランがあり、買い物や食事に来る人も数多くいます。

駅周辺にもラーメン、うどん、もつ鍋、水炊きなど飲食店が充実しており、オフィスビルも多数。


福岡のみならず、九州中でも最重要といえる場所に間違いありません。

福岡市営地下鉄の乗降客数が多い駅ランキング トップ10の一覧

順位 駅名 乗降客数(年間)
第1位 博多 5113万8千人
第2位 天神 4729万5千人
第3位 福岡空港 1992万2千人
第4位 西新 1583万1千人
第5位 姪浜 1430万9千人
第6位 天神南 1360万2千人
第7位 中洲川端 1322万7千人
第8位 赤坂 1190万1千人
第9位 唐人町 859万9千人
第10位 藤崎 782万2千人

(出典:福岡市 令和5年(2023年)版 第9章

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