博多でも屈指の有名店となった「博多一双」がプロデュースした新ブランドの店が、西区姪の浜にある「福はこび」。
町中華っぽさを表現した店内では、アツアツの醤油ラーメンや塩ラーメン、焼飯や餃子といったメニューがいただけます。
一双プロデュースといえば天神の「「博多一双 雙(たぐい)」」は正直イマイチでしたが、この「福はこび」は一体どうなのか?
姪浜エリアに住んでいて以前から気になっていたので、時間が空いたときに行ってきました!
福はこびの外観・店内の雰囲気
姪浜駅北口から徒歩4分。白と赤の看板や提灯が目立つ「福はこび」。

一双が手掛ける姪浜のラーメン店「福はこび」
店内はカウンター×6、テーブルが4人席×2、2人席×1とコンパクト。
私が訪れたときは行列はなかったものの店内は満席で、しばらく時間をおいてから再訪しました。

福はこびにはカウンターとテーブル席あり
福はこびのメニュー
まずは入ってすぐの券売機で食券を買います。
醤油・塩ラーメンが800円、焼飯セットが1,100円、餃子5個が300円、唐揚げ3個が310円など。
ラーメンの麺の代わりにワカメを入れた「鬼ワカメ」なる変わったメニューも。

福はこびのメニュー(食券販売機)
店内上にある注意書きやサイドメニュー。今回は飲まなかったんですが「はまにゃんサワー」なる名物もあるらしい。
はまにゃんは店のさまざまな場所にデザインされている猫のマスコット。

福はこびの店内掲示
今回は、塩ラーメンの焼飯セットを注文してみました。
福はこびの料理・飲み物の実食レビュー
こちらが福はこびの塩ラーメン。

福はこびの塩ラーメン
大きめのチャーシュー、刻んだ白ネギ、メンマが入っています。
北日本で食べるラーメンのように、脂の層が厚めでアツアツなのも特徴のひとつ。

塩ラーメンにはチャーシュー、ネギ、メンマ入り
まずはスープを一口。うん、うまい!
塩ラーメンというとあっさりなイメージがありますが、こちらは味がしっかりめでパンチのある味わい。
鶏ガラ・豚骨・昆布・鰹節・しいたけといった素材を使ったダシに、ヤマタカ醤油(薄口)を使った塩ダレを合わせているとのこと。
Googleレビューでは「塩辛い」との評価もありましたが、私はまったくそこまでは感じませんでした。
薄味好きだとそう感じるんでしょうか…?
麺屋慶史に特注したという、12日間熟成の中太ちぢれ麺。
しっかりとスープが絡んでおいしい。

慶史に特注した12日間熟成のオリジナル中太麺
食べ応えのある大きめのチャーシュー。
福岡のラーメンというとチャーシューは小ぶりなことが多いですが、これだけしっかりしたものが入っていると嬉しいですね。
厨房スタッフの豪快な鍋振りでつくられる焼飯。
YouTubeで「福はこび」の動画を見て、これも食べてみたかったんですよね。

福はこびの焼飯
チャーシュー、卵、玉ねぎ、かまぼこと具材はシンプル。味しっかりめな王道のチャーハンといった感じで、「これ苦手な人いないでしょ」というくらい間違いないお味。
やや玉ねぎが大きめに切ってあり、シャキシャキとした歯ごたえもいい。
Google口コミ評価では賛否わかれているようですが、個人的にはなかなかに高評価。
あまり他所では(特に福岡では)食べられないアツアツでおいしい醤油ラーメン、塩ラーメンが食べられます。焼飯もうまい。
やや店が狭めな割に繁盛しているようなので、待つ覚悟をしてから行くか、第2候補の店まで決めてから向かうとよさそうです。
福はこびへの行き方・アクセス
「福はこび」へ行くには、地下鉄空港線/JR筑肥線の姪浜駅北口から歩くのがいちばん簡単。
駅の正面からつづく大通り沿いなので、すぐに見つかるはずです。
バス利用なら「姪浜」「姪浜駅北口」「姪浜五丁目」あたりで降りればOK。
駐車場はないので、車で来る場合には近くのコインパーキングに駐めましょう。
福はこびの基本情報
店名
福はこび 姪浜本店
電話番号
092-883-0178
住所
〒819-0002 福岡県福岡市西区姪浜4丁目11-23
地図
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:45)/18:00~22:00(L.O.21:45)
店休日
不定休
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