福岡市営地下鉄には、普通に乗るよりもお得なきっぷがいくつもあります。
特に小学生までの子どもがいる家庭にとってお得なのが、ファミちかきっぷ。
料金は1,000円で、小学生までの子どもを連れた家族が対象。
大人は2名まで、小児・幼児(小学生までの子供)は人数制限なし。
大人2名は家族であれば両親はもちろん、祖父母や兄弟姉妹、事実婚でもOKとのこと。
小さな子供がいる私たち家族も、これから何度もお世話になりそうなお得なチケットです!
ファミちかきっぷの料金と条件
「ファミちかきっぷ」の料金や対象となる条件などをまとめました。
料金 | 1,000円/家族 |
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対象条件 |
・小児(小学生)または幼児(小学生未満の子供)がいる家族 ・大人は2名まで、小児・幼児の人数制限なし ・「家族」とは父母、祖父母、配偶者、兄弟姉妹、子、孫など2親等内の親族。事実婚も含む ・同一の「家族」がつねに一緒に移動すること ※途中から一人加わる、などはNG |
有効区間 | 地下鉄空港線、箱崎線、七隈線全線 |
購入方法 |
・インターネットで支払い、駅窓口で受け取り ・駅窓口やサービスセンターでも現金購入可 |
超ざっくり言うと「大人2名で、小学生までの子供を何人でも連れて1,000円で乗り放題」のチケットがファミちかきっぷです。
気をつけるべき条件をざっくり言うと「人数が途中で増えたり減ったりはNG。大人2名は実際の家族(事実婚含む)であること」。
なので、たとえば「友達と2人で子供を連れて出かける」などといった用途では使えません。
家族である証明を求められるわけではありませんが、やめておいた方がいいでしょう。
公式ページでは事前にインターネットで支払うことをすすめていますが、いずれにしろ駅窓口で受け取る必要がある関係上、ネットで事前購入するメリットはほぼなし。(カードや電子マネーが使える、くらい)
思いついたときに駅窓口でポンと現金購入するほうが、使いやすいんじゃないかなと個人的には思います。
ファミちかきっぷで「特典施設」の割引も受けられる
ファミちかきっぷを見せることで、一部の「特典施設」では入場料金などの割引が受けられます。
2024年5月時点での特典施設は以下の通り。
- 能古博物館
- 福岡市博物館
- 福岡市美術館
- 福岡アジア美術館
- 櫛田神社「博多歴史館」
- 「博多町家」ふるさと館
- 福岡市科学館
- 福岡城×着物体験 舞遊の館
- 筥崎宮神苑「花庭園」
- かなたけの里公園
- 友泉亭公園
- 福岡市動植物園
- 松風園
- 福岡タワー
- ボートレース福岡
くわしい割引内容は以下の公式ページを参照ください。
ファミちかきっぷを実際に使ってみた
私たち家族も、実際にファミちかきっぷを使って出かけてみました。
最初に駅窓口を通るときに、係員さんが大人と子供の人数を記入して日付入りのスタンプを押します。
以降は、スタンプの日付とこの人数がそろっているかどうかをチェックしていたようです。
この日は、姪浜→赤坂→西新→姪浜と、夫婦+幼児1人で移動。
いずれの区間も大人260円なので、この区間を普通に乗ると260円×2名×3で1,560円必要。
ファミちかきっぷは1,000円なので、560円お得になった計算ですね。
ファミリーで博多⇔福岡空港の往復するだけでお得に
地下鉄のきっぷは、距離に応じて210円、260円、300円、340円……と合計6区分に分けられています。
たとえば博多⇔福岡空港など近めの距離でも260円するので、往復するだけで大人2名で1,040円必要。
ファミちかきっぷは1,000円とこれより安いので、家族で地下鉄移動するならほとんどのパターンで安く済む。
積極的に利用して、お出かけを楽しみたいところですね!