福岡市営地下鉄では、クレジットカードのタッチ決済を導入済み。
タッチ決済機能つきクレジットカード(およびカードを登録したスマートフォン)で改札を通ることが可能です。
海外からの観光客でもかんたんに地下鉄を利用できるだけでなく、1日640円の上限(一日乗車券と同じ額)が設定されているので、それ以上の利用をする場合にはこのタッチ決済を使うのがお得。
さらに、2024年10月からは1ヶ月12,570円の上限(ちかパスと同額)も導入されることが発表されました。
福岡市営地下鉄でタッチ決済を使うと、1日640円・1ヶ月12,570円以上はかからない
おそらく私を含む多くの人が、福岡市営地下鉄ではモバイルSuicaやはやかけん、Nimoca、SUGOCAといった交通系電子マネーを使っていることと思います。
これらの交通系電子マネーは基本的にきっぷと値段が同じで、上限額の設定もありません。
それに対し、クレジットカードのタッチ決済を使えば1日640円、1ヶ月12,570円以上はかからない上限あり。
たとえば地下鉄七隈線の博多〜橋本間を利用する場合、モバイルSuicaや通常のきっぷだと往復で680円。
これが、タッチ決済なら上限の640円で請求がストップするので40円自動的に得する計算になります。
もちろん、何度も地下鉄を利用すればさらにお得に。
640円は一日乗車券と同じ値段ですが、いちいち購入しなくてもタッチ決済なら自動で640円にとどめてくれるので手間もありません。
同様に1ヶ月12,570円の上限も自動的に適用されるので、わざわざ「ちかパス」や定期を買う必要なし。
タッチ決済のデメリットは「交通系ICより読み取りが遅い」
メリットばかりに見えるクレカのタッチ決済ですが、デメリットが1つだけあります。
それは、読み込みがSuicaなど交通系ICよりも遅いこと。
以下の動画を見てみてください。
改札でタッチ決済するときに少し立ち止まっているのがわかるはず。
読み取り速度が非常に速い交通系ICと比べるとやや時間がかかるので、読み取りOKが出るまでしっかりとタッチする必要があります。
はやかけんやSuicaの感覚で歩きながら雑にかざすだけだと、読み取りNGになる可能性あり。
少し慣れが必要かもしれません。
タッチ決済用カードは年会費無料の「三井住友カード」がおすすめ
タッチ決済用のクレジットカードを手に入れたい方におすすめなのが、私も使っている三井住友カード。
年会費無料なのはもちろん、セブンイレブンやローソン、マクドナルドなどの対象店舗で使うと最大7%ものポイントが返ってくるとてもお得なカードです。
カードに記載されているこの電波のようなマークが、タッチ決済可能なしるし。
貯めたポイントはカードの支払いに充当してもいいし、さまざまなお店で使うことも可能。
SBI証券で投資に使うこともできます。
スマートフォンに登録しておけば、カードを持ち歩く必要すらなくタッチ決済ができてさらに便利。
申し込まない理由がないと言っていいくらいのカードです。
タッチ決済ができるカードを1枚用意しておこう
カードでタッチ決済するだけで地下鉄がお得に利用できるなら、使わない手はない。
福岡市民の方は、1日640円・1ヶ月12,570円を超えそうなとき用にタッチ決済ができるクレジットカードを1枚用意しておくことをおすすめします。