福岡・博多から大阪へ安く行く方法のオススメは?新幹線・飛行機・バス・マイカーの料金と所要時間を比較

福岡・博多から大阪へ安く行く方法のオススメは?

日本第2の都市であり、観光スポットやイベント、グルメなど多くの魅力がある大阪(および近畿地方)


福岡から大阪は、ちょうど飛行機で行くか新幹線で行くか迷うくらいの距離感。

高速バスや車でも頑張ればぜんぜん行けるくらいの時間・距離ですし、どうやって行くべきかは悩みどころ。


この記事では、福岡(博多)から大阪に向かう場合にどの交通手段を選ぶべきか、料金と所要時間を比較してみました。

新幹線で博多から大阪へ

新幹線で福岡から大阪へ向かう場合、「のぞみ」を使うか「ひかり」「こだま」に乗るかによって料金・所要時間が大きく異なります。

のぞみ・みずほで博多駅から新大阪駅へ

より速い新幹線のぞみみずほで博多から新大阪へ行くなら、普通車指定席の料金は約16,000円ほど。

新幹線のぞみ

割引料金は基本的にありません。
(以前は「スーパー早特」があったものの、2025年現在は適用外)


所要時間は約2時間半

飛行機の(おもに大阪の)空港⇔市街地の距離、保安検査や待ち時間なども考えたら、目的地までの時間は飛行機も新幹線もあまり変わらないかもしれません。

ひかり・こだまで博多駅から新大阪駅へ

停車駅が多くスピードも遅めの新幹線ひかりこだまで博多から新大阪へ向かう場合、約4時間半とかなり時間がかかります。

ひかりレールスター


料金も普通車指定席で約15,000円ちょいとあまり変わらずメリットがないように思えますが、一部の旅行会社が割引プランを販売しているのが特徴。

たとえばJTBには「トクトク!ひかり・こだま」プランがあり、出発前日まで博多〜新大阪間のチケットが11,300円で購入可能。(年末年始をのぞく)

トクトク!ひかり・こだま


日本旅行の「バリ得こだま・ひかり・つばめで行くお得な旅」なら、11,300〜11,400円(年末年始のみ14,700円)。

バリ得こだま・ひかり・つばめで行くお得な旅

飛行機で福岡から大阪(伊丹・関空)へ

博多から大阪に行く手段として、新幹線とならんでメジャーなのが飛行機

所要時間は約1時間ほどですが、保安検査や待ち時間があることに加え空港が市街地からやや遠いのでトータルの時間は新幹線とそれほど変わらないかもしれません。


大阪には伊丹空港(大阪の西端、兵庫県との県境)と関西国際空港(大阪南部、和歌山県寄り)の2つがあるので、目的地によって使い分けるといいでしょう。

ANA(全日空)、JAL(日本航空)

飛行機といってまず思いつくのが、日本の2大航空会社・ANA(全日空)とJAL(日本航空)。

ANAの飛行機

人気路線である福岡〜大阪(伊丹・関空)間にも、もちろん多くの便が飛んでいます。


航空運賃は片道約3万円、割引運賃は1万円台から。

混んでいない日の早朝など空いている時間を選べば、1万円ちょいで行けるようです。

Peach(ピーチ)

ANAが運営する格安航空会社、Peach(ピーチ)。

Peachの飛行機

一番安いミニマムプランの場合、預け手荷物や座席指定といったサービスが有料オプションになる代わりに、ほとんどの日程・時間帯で1万円を切る低価格で利用可能。

また、「大阪で利用できる空港は関空のみ」「搭乗口が保安検査場から遠い」「座席の幅が狭い」といった若干の不便があるので注意が必要。

高速バス

多少しんどくてもとにかく安く移動したい人は、高速バスをチェックしておきたいところ。

高速バス

日にちやプランによりますが、安い場合だと片道4,000円台からと全交通手段のなかでも1番と言っていいほど安い

所要時間は約10時間ほどとかなり長め。


一方で、基本的に深夜バスなので人によってはあまり眠れないですし体もキツイ。

4列シートだと横に他人がいる場合もあるのでリラックスもしづらい。正直言って快適とは言えません

体力・精神力・時間・睡眠を削ってでも、どうしてもお金を節約したい人向けの選択肢です。


福岡〜大阪の高速バスをさがしたいときは、定番の楽天トラベルが便利。

多くのバス会社が登録しているので、価格や設備、運行スケジュールなどから好みのものがさがしやすいです。

車(マイカー、レンタカー)

荷物が多いときなど、福岡から博多まで自分の車やレンタカーを運転して行くことも可能。

レンタカー

高速料金は14,750円、休日や深夜割引を活用すれば最安で9,380円まで下げられます(2025年2月現在)。


これに加えてガソリン代も必要。

福岡〜大阪間の距離が約600km、ガソリンの料金が170円/l、リッター20km走る車で計算すると、ガソリン代は5,100円。

所要時間は、混み具合などにもよりますが約7時間ほど。


車移動のメリットは、荷物や人をたくさん乗せられること。人がたくさん乗れば乗るほど、他の交通手段よりもコストパフォーマンスが良くなります。

デメリットとしては、所要時間が長く運転が大変なこと。同乗者は比較的マイペースに過ごせますが、運転手の負担はそれなりに大きい。
それに、自家用車で行く場合には駐車場代も必要になります。

宿泊込みならツアー(交通+ホテルのパック)で行くと安くなる場合も

新幹線や飛行機などの交通手段とホテルを両方予約するのであれば、ツアー(交通手段+ホテルのパッケージ)をさがしてみると安くなる場合も。

ツアーといっても添乗員さんが引率して集団でぞろぞろと行くものではなく、ただの「交通手段+ホテルのセット」なのでご安心を。


私がよくツアーをさがしている予約サイトは、以下の2つ。

日本最大手で取り扱うツアーの数も多い、JTB(ジェーティービー)

割引クーポンを活用すると、お得に予約できる場合も。


こちらも数多くの関西ツアープランをそろえたJ-TRIP(ジェイトリップ)

USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)ツアーは特に充実しており、USJオフィシャルホテルの予約もできます。

USJ

福岡・博多→大阪の交通手段と料金、所要時間の一覧

福岡〜大阪を移動する場合の料金と所要時間を表にまとめました。

比較検討したいときの参考にどうぞ!


交通手段名 片道料金 所要時間
新幹線
のぞみ・みずほ
14,750
〜22,090円
約2時間30分
新幹線
こだま・ひかり
11,300
〜21,350円
約4時間半
飛行機 【Peach】約5,000円〜
【ANA・JAL】約10,000円〜
約1時間
高速バス 約4,000円〜 約10時間
自家用車・レンタカー 約14,000円〜
(時間帯や車の燃費による。レンタカー代別)
約7時間

福岡・博多から大阪に行くなら、どの交通手段を使えばいい?

さいごに、福岡から博多に行く(あるいは博多から福岡に向かう)場合に選ぶべき交通手段についてまとめます。

  • コスパ的にバランスの良い選択肢がいい → 飛行機の割引チケット or 新幹線こだま・ひかりの割引チケット
  • 快適さや移動中の時間を大切にしたい → 新幹線のぞみ・みずほ
  • とにかく安く行きたい → 深夜高速バス or ピーチで安い日時を選ぶ


私がいま福岡〜大阪間の交通手段をえらぶなら、まず日程にあわせて飛行機の割引チケットをさがします。

ゆっくり行ってもいい場合には気分で新幹線こだま・ひかりの割引チケットにするかも。

ツアー(交通手段+ホテル)もあわせて調べて、もしお得なツアーが見つかればそっちを選びますね。


新幹線のぞみ・みずほは、会社の経費で行けるなら全然いいですが、自分のお金だったらあえて選ばないかな。。。

昔は高速バスで行ったりもしてましたが、眠れないし体がキツイので学生〜新社会人くらいのお金がないとき限定にしておきたいところ。


選ぶ基準は人それぞれだと思うので、この記事も参考にしつつ好みにあわせて選んでみてください!

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