福岡(博多)といえば、多くの人が思い浮かべるのが屋台。
なかでも、中洲の川沿いにならぶ屋台はその象徴的な光景で、テレビ番組等でもたびたび目にします。
ですが、福岡市民ならご存知のとおり中洲の屋台はおすすめできない。
なぜ中洲の屋台をおすすめしないのか、本記事ではその理由をまとめました。
中洲の屋台はおすすめしない理由
博多への観光客が「屋台に行きたい!」と言ったとしても、私なら絶対に中洲の屋台には入らない。
その理由をまとめました。
値段が高い。プチぼったくりの店も…?
中洲の屋台に来るのは、ほとんどが観光客。地元民の屋台好きは他のエリアの屋台に行くので、中洲屋台にはあまり行きません。
観光客に特化された中洲の屋台では、やはり料理などの価格も高め。
焼きラーメンが1,000円するのは当たり前、中には注文された金額よりも高いお金をプチぼったくる店もあったとのこと(知人による実体験)。
福岡に限らず、地元民があまり行くことなく観光客ナイズされた店はあまり良くないのが定説。
中洲屋台にも入れ替わりがありますし全部が全部そういう店ばかりではないかもしれませんが、フラッと入るなら他エリアの屋台の方が当たり率は高いのは間違いありません。
人が多いのでゆっくりできない
全国的に有名な中洲の屋台街は、いつも観光客でごったがえしています。
中洲に限らず混んでいる屋台は多いですが、やはり中洲の屋台がいちばん混んでいる。
お店(中洲屋台)側もなるべく回転率を上げて利益を出したいので、急かすように注文を聞いたり、追加注文ができないルールの屋台すらあります。
中洲屋台の中には写真撮影禁止の屋台もあったとのこと。旅の思い出に写真を撮るのをなぜ禁止されなければいけないのか。。。
たとえお店側が急かさないとしても、後ろに多くのお客さんが待っている状況ではくつろぐにくつろげない。
サッと食べて飲んで出るだけならまだしも、屋台の雰囲気をじっくり味わいたい人にはおすすめできません。
中洲の屋台は写真映えするが、入ってしまえば他の屋台も一緒
川沿いにきらびやかな屋台がならぶ様子は、他の屋台よりも間違いなく写真映えする風景でしょう。
「福岡の屋台に来たぞ!」的な写真を撮りたいなら、間違いなくここ。
ですが、写真を撮ったら入店しなければいけないルールなどありません。
各店で個性はあるものの、店に入ってしまえば中洲だろうが天神だろうがどこの屋台でも同じ。
川に背を向けた形になるので、見えるのは屋台とその中の人、それに他のお客さん。それだけです。
それなら、あえて観光客向けで平均的に高価・低クオリティな中洲屋台に入る必要はなし。
写真だけ撮って、他エリアの屋台に行けばいいんです。
屋台に入りたいなら渡辺通り、昭和通り、長浜など別エリアへ
屋台は、中洲の川沿いだけでなく他のエリアにもあります。
特に数多くの屋台が並んでいるのが、天神を縦に走る渡辺通りと、横に走る昭和通り沿い。
「元祖長浜屋」なども近くにある、長浜エリアもいいですね。
私もいくつか入ったことがありますが、このあたりの屋台でイヤな思いをしたことは今のところ一度もありません。
福岡市の観光情報サイト「よかなび」が公開している屋台マップを載せておくので、チェックしてみてください。
中洲の屋台の写真を撮ったら、別エリアの屋台に行こう
福岡/博多の屋台はよくテレビ等でも取り上げられますが、実際に店に入るロケがある場合には中洲の川沿い屋台が取り上げられることは少ない(私の体感では)。
その理由として、中洲川沿い屋台にはクオリティが低めのところが多いからなんじゃないかと思っています。
※川沿いの屋台がすべてそうだと言っているわけではありません。まともにやっている店の方、ごめんなさい
福岡旅行で屋台に入ってみたい方は、中洲の屋台の写真を撮ったら渡辺通り・昭和通りあたりの屋台に行ってみることをおすすめします!